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✒︎「11/28 第20回よむひと読書会 課題本『マチネの終わりに』」レポート
11月28日(木)に第20回よむひと読書会 課題本『マチネの終わりに』を開催しました。
今回は4名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

日時:11月28日(木)19時00分〜21時00分
場所:リトルライトシアター

よむひと読書会としては初めての課題本です。
平野啓一郎著の『マチネの終わりに』は11月に映画化され、多くの方に人気の小説です。
40代に差し掛かった男女の切ない恋の行方を描き、ほかにも様々なテーマが多層的に扱われた読み応えのある小説ですので、いろんな人と感想を話し合ってみたいと思っていました。

2時間の間に様々な感想が出たのでなかなかまとめることは難しいのですが、特筆すべきは主人公の2人よりも脇役の「三谷早苗」という登場人物が読者に投げかけたものの多さです。
ネタバレになりますので詳細は省きますが、彼女がしたこと、彼女の生き方へ様々な意見が出されました。

また、参加者の皆さんそれぞれの恋愛観やジェンダー論にまで話が及び、時間を延長しての会はとても有意義な時間となりました。

どんな人にでも何かしら強く感じるられるものがある小説ですので、未読の方はぜひ機会を作って読んでいただけたらと思います。
あと、映画も素晴らしかったので個人的にお勧めです。

さて、よむひと読書会は無事に今回で20回を迎えることができました。
それもこれもご参加くださる皆様のおかげです。いつもありがとうございます。
12月、1月はお休みをいただきまして、次回は来年の2月に開催する予定です。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。



✒︎「10/26 第19回よむひと読書会 テーマ『いぬ・ねこ』レポート
10月26日(土)に第19回よむひと読書会 テーマ『いぬ・ねこ』を開催しました。
今回は参加者5名で満席となりました。ありがとうございます。

日時:10月26日(土)19時00分〜21時00分
場所:元町珈琲 新潟青山の離れ

紹介していただいた本は以下の通りです。

『小雪の 怒ってなどいない!!』岡田モフリシャス Bernese
『キャッツ ボッサムおじさんの猫とつき合う方法』T・S エリオット 池田雅之・訳 筑摩書房
『夜廻り猫』深谷かほる 講談社
『雨はコーラがのめない』江國香織 新潮社
『しいちゃん日記』群ようこ 角川書店
『猫ヲ読ム』谷口香織・編 ホリナルミ・絵 雷鳥社

昨今猫人気が大きいせいか、猫関連の本が5冊となりました。
しかし、当日は本にまつわる犬・猫の話のほかに、参加者の皆さんが飼われている子たちや(亀の話も!)知っている子たちの話で大いに盛り上がりました。

犬も猫も人間のすぐそばで暮らしています。
人間に寄り添いつつも各々の生を全うする姿には、人間の方が教えられることが多いです。
また、そばにいるからこそ文学で多く取り上げられ、そこでも様々な姿を見せてくれています。
彼らが真に何を思っているのかは理解することはできませんが、わからずとも一緒に暮らしているということは何よりも大事なように思います。

次回の第20回よむひと読書会は、『マチネの終わりに』平野啓一郎 を課題本に11月28日(木)に行います。
大人の恋愛小説ということで、今回は「リトルライトシアター」というBarで読書会を行います。
すでに参加者の募集を行なっております。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。




✒︎「9/23 第18回よむひと読書会」レポート
9月23日(月・祝)に第18回よむひと読書会を開催しました。
今回は見学3名、参加者5名で満席となりました。ありがとうございます。

日時:9月23日(月・祝)14時00分〜16時00分
場所:黒埼市民会館 講座室3

紹介していただいた本は以下の通りです。

『美味礼讃』海老沢泰久  文藝春秋
『ぼくはちいさくてしろい』作・和田裕美   絵・ミウラナオコ  クラーケン
『センセイの鞄』川上弘美  新潮社
『世界を変えた書物』竺覚暁  グラフィック社
『長くつ下のピッピ』リンド・グレーン  訳・大塚勇三  岩波書店
『いとしいたべもの』森下典子  文藝春秋

今回も様々なジャンルの本が紹介されました。

読書会の楽しみのひとつに、普段自分ひとりでは知り得ない本に出会うことがあります。
また、知っている本であっても、読む人が違えば感想が異なります。
ひとりでも読書は楽しめますが、読書会を通して、さらに本の広い世界に触れることができるんですね。
今回の読書会は、そんなことを改めて感じられるものとなりました。

そして、見学枠を設けての読書会は今回で2回目となります。
1回目に引き続き満席となりました。ありがとうございます。
よむひと読書会はHPやSNSで広く参加者を募集していますので、主催者と知り合いでない方が参加されることも多いです。
どんな読書会を開催しているのか、どんな雰囲気なのか、参加する前に知りたいと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これからも不定期で見学枠を設けた会を開催していきますので、気になる方はどうぞチェックしていて下さい。
もちろん、いきなり初参加も大歓迎です(そういう方も多いです)。

次回の第19回よむひと読書会は、10月下旬を予定しています。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。



✒︎「8/31 第17回よむひと読書会 テーマ『宮沢賢治』」レポート
8月31日(土)に第17回よむひと読書会 テーマ「宮沢賢治」を開催しました。
今回は飛び入り参加も含めて6名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。
会場は西区内野で現在プレオープン中のゆよん堂さん。
9月21日(土)に本オープンとのことです。こちらぜひチェックしてみて下さい。

日時:8月31日(土)19時00分〜21時00分

紹介していただいた本は以下の通りです。

『新編 銀河鉄道の夜』新潮社より「シグナルとシグナレス」
『新編 宮沢賢治詩集 天沢退二郎編』新潮社より「告別」
『宮沢賢治童話全集9』岩崎書店より「税務署長の冒険」
『宮沢賢治全集7』筑摩書房より「銀河鉄道の夜 第3次稿」
『宮沢賢治童話集』角川春樹事務所より「ビジテリアン大祭」
『宮沢賢治 雪の童話集』童心社より「ひかりの素足」

皆さん、お持ちいただいた本の中から1作推したい作品がありました。



宮沢賢治は誰もが読んだことのある作家ですが、そこまで詳しくない、という方も多いかもしれません。
昨日集まった参加者の皆さんもそういう方が多かったのですが(詳しい方もいらっしゃいました)、それぞれが知っていることをつなぎ合わせることで、とても深く宮沢賢治についてのお話ができて楽しかったです。
宮沢賢治に縁のある岩手県を旅行してきたという方のお話も盛り上がりました。
ゆよん堂さんのお客様から、読書会には参加できないけれど…と貴重な本もお貸しいただき、宮沢賢治を取り巻く物語の美しさにも酔いしれました。
参加者のそれぞれの知識を聞くことによって、自分の知識が深まっていくのは読書会の醍醐味ですが、それを楽しむことのできた会だったように思います。
じんわりと宮沢賢治の世界に浸ることができました。
良い夜でしたよ。


次回の第18回よむひと読書会は、9月下旬を予定しています。
久し振りに見学枠を設けて開催しようと思っています。
読書会は初めてなので様子を見てみたいという方、お待ちしております。



✒︎「7/21 第16回よむひと読書会」レポート
7月21日(日)に第16回よむひと読書会を開催しました。
今回は6名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

日時:7月21日(日)18時30分〜20時30分

今回はテーマフリーでしたので、皆さんにおすすめの本を1冊お持ちいただきました。
紹介していただいた本は以下の通りです。

『やさしく、つよく、おもしろく』ながしまひろみ  株式会社ほぼ日
『自負と偏見』ジェイン・オースティン  小山太一訳  新潮社
『秘密』東野圭吾  文藝春秋
『ソール・ライターのすべて』ソール・ライター  青幻舎
『人生100年時代の稼ぎ方』勝間和代、久保明彦、和田裕美  アチーブメント出版
『八日目の蝉』角田光代  中央公論新社
『365日のほん』辻山良雄  河出書房新社

3名の方が初参加と、とてもフレッシュな会となりました。

ここ何回か、Facebookだけではなく、HPやTwitterを経由して参加の申し込みをされる方が続いています。
皆さん、本のことを話せる場所を探していたとのこと。
面識のない人が開催するイベントに申し込むって、勇気がいりますよね。
それを押して参加してくださること、とてもありがたいと思っています。

よむひと読書会は、初参加の方をいつでも歓迎しております。
普段の読書量や知識の多い少ないは、正直に申しますと、どうでもいいことです。
よむひとが大事にしているのは、人と本への敬意です。
と言っても難しいことはありませんので、ゆるやかな気持ちでご参加いただければ嬉しく思います。

次回の第17回よむひと読書会は、8月後半を予定しています。
「宮沢賢治」をテーマに、新しくオープンのあの本屋さんで行う予定ですので、楽しみにお待ち下さい。



✒︎「5/26 第15回よむひと読書会」レポート
5月26日(日)に第15回よむひと読書会を開催しました。
5月には珍しい30度超えの中、4名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

日時:5月26日(日)9時30分〜11時30分
場所:タリーズコーヒー新潟中央インター店

今回はテーマフリーでしたので、皆さんにおすすめの本を1冊お持ちいただきました。

紹介していただいた本は以下の通りです。

『自分をあきらめるにはまだ早い』手塚マキ  ディスカヴァー・トゥエンティワン
『裏・読書』手塚マキ  ディスカヴァー・トゥエンティワン
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦  角川グループパブリッシング
『すべてがFになる』森博嗣  講談社
『少女のスカートはよくゆれる』岡藤真依  太田出版
『ノラや』内田百閒  中央公論新社

本を読んでいると、本に励まされたり、登場人物に自分を投影させたり、架空の物語を楽しんだり、考えさせられたり、泣いたり笑ったりと忙しいです。
人は誰しも自分の人生しか生きられませんが、別の人生を垣間見、一緒に生きることができます。それが本です。

本を読むことは、とてつもなく人生を豊かにすることなのではないのかなあと再度しみじみ思った読書会でした。

次回の第16回よむひと読書会は、6月にお休みをいただいて7月を予定しています。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。



✒︎「4/21 第14回よむひと読書会 テーマ『食べること』」レポート
4月21日(日)に「第14回よむひと読書会  テーマ『食べること』」を開催しました。
今回は長岡市のリブロ珈琲様からお話をいただき、会場として使わせていただきました。
長岡で開催したいと思っていたところでしたので、渡りに船でした。
美味しいコーヒーとケーキを囲んで素敵な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

そして今回は満員御礼の6名の方にご参加いただきました。ありがとうございます!

日時:4月21日(日)16時〜18時
場所:リブロ珈琲

今回のテーマは『食べること』。紹介していただいた本は以下の通りです。

『身近な雑草の100の雑学!薬草手帳』稲垣宗洋 東京書籍
『草食女子』あらたまい 芳文社
『文人 御馳走帖』嵐山光三郎 新潮社
『ABOUT COFFEE』作・庄野雄治 絵・平澤まりこ サンクチュアリ出版
『賞味期限のウソ』井出留美 幻冬舎
『ヒトは食べられて進化した』ドナ・ハート ロバート・W・サスマン 訳・伊藤伸子  化学同人
『寂しい生活』稲垣えみ子 東洋経済新報社
『富士日記』武田百合子 中央公論社
『犬が星見た-ロシア旅行』武田百合子 中央公論社
『コーヒーが廻り世界史が廻る』白井隆一郎 中央公論社
『きのう何食べた?』よしながふみ 講談社

同じテーマで、様々なジャンルのものが紹介されました。
食べること、飲むこと、食べられること(!)、食文化、食の問題、食べ物にまつわるお話。

読書会の面白さのひとつに、普段自分が出会わない本に出会えるということがあります。
今回も、今まで知らなかった本を数々知ることができ、とても興味深かったです。
毎回、どんな本が紹介されるのかとても楽しみにしているのです。

また、今回の読書会をきっかけに本を購入したり本を読んだりと、アクションを起こしてくださった方々がいらっしゃったのが、個人的にはとても嬉しかったです。
よむひと読書会が、誰かの何かのきっかけになれたら、こんなに嬉しいことはありません。

次回の第「15回よむひと読書会」は5月下旬を予定しています。
皆様のご参加を心よりお待ちしています。



✒︎「3/16 第13回よむひと読書会」レポート

3月16日(土)に「第13回よむひと読書会」を開催しました。

今回は初めての試みで初参加の方に限り「見学枠」を設けてみました。

参加者・見学枠ともに満員御礼となりました。ありがとうございます!


日時:3月16日(土)19時〜21時00分

場所:元町珈琲 新潟青山の離れ


今回はテーマフリーでしたので、皆さんにおすすめの本を1冊お持ちいただきました。

紹介していただいた本は以下の通りです。


『聲の形』大今良時  講談社

『あの日ののぞみ246号』中村文昭  センジュ出版

『文豪の猫』アリソン・ナスタシ著  浦谷計子・訳  エクスナレッジ

『猫と庄造と二人のおんな』谷崎潤一郎  新潮社

『淋しい狩人』宮部みゆき  新潮社

『白夜行』東野圭吾  集英社

『サラメシ』学研パブリッシング

『薬膳・漢方  食材&食べ合わせ手帖』喩静・植木もも子監修  西東社

『お布団はタイムマシーン』木皿泉  双葉社


今回は見事にジャンルがバラバラに別れました。

他の方が持って来られた本にいろんな質問が飛び、話があちこち別の方向に行ったりととても面白い会になりました。

紹介された本を通してその方が大切にされているものが垣間見えたのも良かったなあとしみじみ思いました。


個人的には、紹介された谷崎潤一郎の『猫と庄造と〜』を別の方が現在読んでいるという偶然が面白くて笑ってしまいました。

なんだなんだ、谷崎はブームなのですか。

猫は元より素晴らしいですよね。

私も今度読みます。


見学枠は実験的に設けてみましたが、好評だったので今後も折を見てやる予定です。

読書会には興味があるけど、初参加でいきなり本の紹介をするのはハードルが高いな…という皆様、ぜひご参加下さい。


次回はご縁をいただき、長岡で読書会を開催する予定です。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。




✒︎「2/10 第12回よむひと読書会@アカミチフルホンイチ テーマ『古本市で買った本』」レポート
2月10日(日)に「第12回よむひと読書会@アカミチフルホンイチ テーマ『古本市で買った本』」を開催しました。
(なんと読書会の写真を撮り忘れるという失態を犯しました。)
今回は当日会場でのお申し込みの方も含め、5名の方に参加していただきました。ありがとうございます!

日時:2月10日(日)14時〜15時30分
場所:東区プラザ

今回はアカミチフルホンイチ様からお話をいただき、フルホンイチ会場内での開催となりました。
いつもよりもテーマのハードルを高いものに設定したため、参加人数が少なかったらのんびりやろうと思っていましたが、なんと直前に満席となりました(その後お一人ご都合が悪く欠席となりました)。ありがたいことです。
紹介していただいた本は以下の通りです。

『尾畠春夫 魂の生き方』尾畠春夫  南々者
『舟を編む』原作:三浦しをん  漫画:雲田はるこ  講談社
『ある小さなスズメの記録』クレア・キップス  訳:梨木香歩  文藝春秋
『傭兵ピエール』佐藤賢一  集英社
『美しいもの』赤木明登  新潮社

本当はこの数倍の本が紹介されたのですが、今回はお一人一冊でアップしております。

古本市は古本が並ぶので、本との出会いはまさに一期一会。
出店者のお勧めだったり、自分が興味を持っている分野に関するものだったり、装丁に惹かれたりと、皆さんいろんな理由で本を購入されていました。
中でも出店者のお勧めというのが面白くて、普段は手に取らないような本に出会えることも多く、自分の世界が広がる経験もできるんですね。

今日も古本市で多くの方が新たな本に出会われたことと思います。
個性あふれる出店者と語らいながら、多くの古本と出会えるという、新刊書店にはない本の楽しみ方。
これからも古本市を楽しんでいこうと思います。

次回のよむひと読書会は、3月中旬頃を予定しています。
次は初めての試みを企んでいますので、どうぞお楽しみに。
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